音楽初心者の方向けに有名な小室進行を含む、よく使われる定番のコード進行をまとめてみました。
定番コード進行のまとめ
1. 小室進行
90年代に活躍した小室哲哉さんが多くの曲で使っていたコード進行で、このコード進行を「小室進行」という呼び方をしています。
Am → F → G → C
代表曲
・Get Wild / TM NETWORK
・希望の轍 / サザンオールスターズ
・Don’t wanna cry / 安室奈美恵
・DEPERTURES / globe
・KISS ME / 氷室京介
・フライングゲット / AKB48
・LOSER / 米津玄師
2. 王道進行
JPOPのヒット曲には、この「王道進行」の割合が多く、ヒットしたいなら「王道進行」を使うべきとも言われる王道のコード進行です。
FM7 → G7 → Em7 → Am
代表曲
・HANABI / Mr.Children
・ズルい女 / シャ乱Q
・瞳をとじて / 平井堅
・ロビンソン / スピッツ
・TRUE LOVE / 藤井フミヤ
・いとしのエリー / サザンオールスターズ
・さくら / ケツメイシ
3. カノン進行
ヨハン・パッヘルベル(ドイツの作曲家)が作曲した『カノン』に用いられているコードで、日本人の耳に心地良いことから、ヒット曲が生まれやすいコードとも言われています。
C → G → Am → Em → F → C → F → G
代表曲
・さくらんぼ / 大塚愛
・愛をこめて花束を / Superfly
・マリーゴールド / あいみょん
・愛は勝つ / KAN
・恋するフォーチュンクッキー / AKB48
・負けないで / ZARD
・世界に一つだけの花 / SMAP
4. ポップパンク進行
世界のポップミュージックで最も使われているコード進行で、pop punk chord progression(=ポップパンク進行)と呼びます。
C → G → Am → F
代表曲
・We Found Love / Rihanna feat. Calvin Harris
・Poker Face / Lady Gaga
・Someone Like You / Adele
・No Scrubs / TLC
・No One / Alicia Keys
・Girls Like You / Maroon 5
・Faded / Alan Walker
まとめ
コード進行自体は同じものを使っても「パクリ」にはなりませんので、今回ご紹介したコード進行を使って是非オリジナルのかっこいい曲を作ってみて下さい。