モテる男が使っている恋愛で効果的な心理学のテクニックをどのサイトよりもわかりやすくまとめましたので、参考にしていただけたら幸いです!
それでは解説していきます。
目次
【モテる男は使っている!】恋愛で効果的な心理学のテクニック20選
1. 類似性の法則
初めて会った人と出身地が同じだったり共通の趣味を持っていたりすると、なんか親近感を覚えませんか?
人間は共通点がある人に親近感をいだき、その数が多ければ多いほど好意を持ちやすくなることを「類似性の法則」といいます。
相手と共通点が多いと会話がはずんだり、好意を持ってもらいやすかったりと、恋愛では有利に働くことがあります。
なので相手との共通点が多い場合は、どんどん会話を広げて仲良くなっていきましょう。
とはいっても、いつも相手と共通点があるとは限りませんし、好きな人や気になる人との共通点を探しても見つからない場合もあります。
その際に役立つのが、「ミラーリング」というテクニックです。
次で解説します。
2. ミラーリング
"ミラーリング" とは、相手を鏡のようにまねすることです。
相手の表情、しぐさ、姿勢などをまねするだけで、相手に親近感を持たせたり好感をいただかせると心理学的にも証明されています。
相手が笑っていたら笑い、相手が楽しんでいるのなら自分も楽しむ。
このようにまねをしていると、まねされている相手は次第にあなたに親近感をいただいていきます。
まねをする際には大げさにするのではなく、さりげなく行うことが大切です。
オーバーにやったり、しつこくやってしてしまうと、バカにしているように思われてしまうので注意しましょう。
ぼくはよくLINEで使っていて、次の点を相手に合わせてます。
・言葉づかい
・改行の仕方
・使う絵文字やスタンプ
・返信にかかる時間
これらをミラーリングすると、
相手は無意識にコミュニケーションの取り方が自分と似ているな
と感じるので、相手から受け入れてもらいやすくなります。
3. 返報性の原理
相手から受けた好意に対して、そのお返しをしたくなる心理のことを「返報性(へんぽうせい)の原理」といいます。
たとえば誕生日プレゼントをもらったら、「お返しとして誕生日プレゼントをあげなくちゃ」という気持ちになることです。
つまり好意を相手に向ければ、その相手からも好意が返ってきます。
が、必ず返ってくるものではないので、期待しすぎるのは注意です。
こうした「返報性の原理」を恋愛に利用することで、お互いの距離を縮めることが可能となります。
ただし絶対にやってはいけないことが一つあります。
好意をつたえれば好意が返ってくるからいって、
ストレートに「好きです!」と伝えることは絶対にだめです。
僕は過去にこれで失敗してます。。。
「私はあなたのことが好きです」ということが相手にバレバレじゃないですか。
- 恋愛においては好きになった方が負け
なのでこれをしてしまうと、好きな女性を振り向かせるのは非常に難しくなってしまいます。
さりげなく相手に好意を向ける方法は、こちらの記事で解説してます。
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4. 単純接触効果
初めは興味がなかったものも、何度も見たり聞いたりすると、だんだん好きになっていくという、
アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文によって提唱した心理効果のことです。
心理学者の名前をとって、“ザイアンス効果”とも言われます。
最初は「変なCM」だと思っていたキャッチコピーやCMソングを、気がついたら自然に口ずさんでいたなんて経験ありませんか?
これも「単純接触効果」といえます。
「単純接触効果」を恋愛テクニックとして使うためには、一度のデートで楽しい時間を長く過ごすよりも、相手とのコミュニケーション回数を増やした方が効果的ということです。
コミュニケーション頻度を高めることは大切ですが、LINEや電話は気軽すぎるがゆえに、ついついやりすぎてしまうのはだめですね。
相手の負担にならないということを常に意識して、気持ちよく切り上げるということを心がけましょう。
「単純接触効果」を使っても、必ずしも効果がでるわけではありません。
・いくらコミュニケーション回数を増やしたとても、相手の印象に残らなかったり好感を得られないケースがある。
・相手が心理的に抵抗を感じている場合は、むしろコミュニケーション回数を増やせば増やすほど印象が悪くなるケースがある。
そういった可能性もあることは認識しておきましょう。
最初の印象が悪かった場合、それをくつがえすような印象を与えられないまま、会う回数だけ増やしても好感は得られません。
相手の好感を得たいのであれば、打ち解ける努力をする、身なりや言動に気をつけるなど、相手の抵抗を減らしていく行動も必要です。
5. カリギュラ効果
"カリギュラ効果" とは「禁止されたり制限されたものを逆に求めてしまう」という現象のことをいいます。
名前の由来は、映画の『カリギュラ』(1980年)からきています。
この映画は、あまりにも過激な残虐なシーンや性的なシーンが多かったので上映が禁止になりました。
しかし上映が禁止されたことで、かえって作品への興味をかき立てられ、結果として『カリギュラ』は大ヒットしました。
このことをきっかけに、禁止されたことをやりたくなるのを「カリギュラ効果」と呼ぶようになったんですね。
この「カリギュラ効果」を恋愛テクニックで使うためには、相手の気を引いた状態でないと効果は発揮されません。
興味もない男性に「今日は連絡してこないでね」といわれても、女性からしたら「するわけないじゃん」となりますよね。
相手に興味があるがゆえに、禁止をされるとかえって「連絡がしたい」という欲求が起こります。
他にもこの「カリギュラ効果」は色々な場面で使われていて、
・ここからは会員限定です
・この答えは、CMの後で!
・お得な情報なので、絶対に友達に教えないでください
こういったのも「カリギュラ効果」をうまく使っています。
6. 吊り橋効果
"吊り橋効果" とは、恐怖や不安を一緒に体験した人に恋愛感情を持ちやすくなる心理効果のことです。
カナダの心理学者ダットンとアロンが行った「生理・認知説の吊り橋実験」によって実証されました。
この実験は18歳から35歳までの独身男性を集め、揺れる吊り橋と揺れない吊り橋の上を渡ってもらい、
それぞれの橋の真ん中で若い女性に「アンケートにご協力ください」と話しかけられるというもの。
簡単なアンケートに答えたのち、女性が「結果に興味があるなら、後日電話をください」と連絡先を渡したところ、
・揺れない吊り橋を渡った男性→16人中2人しか電話をかけてこなかった
・揺れる吊り橋を渡った男性→18人中9人が電話をかけてきた
このことから、緊張体験を共有した異性に対しては恋愛感情を抱きやすいことが明らかになり、吊り橋効果は別名「恋の吊り橋理論」とも言われています。
しかしこの「吊り橋効果」は、緊張してドキドキしているとき、目の前にいる異性に対し必ず恋愛感情を抱くというものではなく、
相手を意識するきっかけになり得るというものです。
というのも、メリーランド大学のグレゴリー・ホワイトが、メイクで魅力を低下させた女性で同様の実験を行ったところ、
美人ではない場合には吊り橋効果は逆効果であることがわかったからです。
この「吊り橋効果」を恋愛で活用するための例としては、
・一緒に、絶叫系アトラクションにのる
・一緒に、お化け屋敷に入る
・一緒に、ホラーやアクション映画をみる
これらが定番ですので、デートコースに盛り込んでみましょう!
7. ゲインロス効果
"ゲインロス効果" とは人の心理状況において、プラスとマイナスの変化量が大きいほど、人の心に影響を与える度合いが大きくなる効果のことです。
・ゲイン→利益(プラスの印象)
・ロス→損失(マイナスの印象)
つまり相手に対して、
最初にマイナスの印象を与え、そのあとにプラスの印象を与えた方が、より良い好印象をいだかせることができる
ということです。
これをうまく使い分けることでギャップを生み出し、効果が発揮されます。
たとえば「不良っぽい先輩が雨に打たれている捨て犬を拾って可愛がる」といったマンガによくある場面や
「モテそうなのに恋愛経験ゼロの純粋な女性」など、ギャップによって魅力的に見えることが「ゲインロスの効果」です。
心情の変化だけでなく、以下のように見た目の変化からでも、十分にゲインロスの効果を得ることができます。
・はじめはメガネをかけ、次会うときにはコンタクトにする
・身につける服装(スーツや私服のジャンルなど)を変える
・ヘアースタイルに変化を持たせる
見た目に変化をつける場合は、先入観とは逆のイメージを相手に与えることを意識してくださいね。
8. YESの法則
"YESの法則" とは、会話の中で連続して「YES」という答えをさせれば、相手はその流れに一貫性を持ちたくなり、こちら側の要望に応じてもらいやすくなるというものです。
相手に「はい(YES)」と答えたくなる質問を繰り返した後に、本当にYESをもらいたい要望を伝えると成功確率が上がります。
例えば、
・今日は良い天気でしたね? → はい
・今、仕事終わりですか? → はい
・疲れています? → はい
・疲れているときは、甘いものが食べたくなりますよね? → はい
・美味しいケーキで有名なカフェでお茶しませんか? → はい
というように、
自然な流れで「はい」を誘導する質問を繰り返した後に、デートに誘うとOKをもらいやすくなります。
「はい」と同意したくなる質問を5回繰り返すのが理想的ですが、実際に繰り返すと変な会話となってしまいますので、
適度に質問を織り交ぜた会話をした後に、デートに誘うようにしましょう。
9. フットインザドア
"フットインザドア" は、営業セールスマンがよく使うテクニックで「ドアに足をはさむことができたら、商品が売れたようなものだ」という意味から名前が生まれました。
最初は簡単な要望を受け入れてもらい、最終的には本来の要望を受け入れてもらうという手法です。
「まずは、話だけでも聞いてください」といわれて話を聞いて、
「試しに使ってみてください」といわれて商品を使用して、
最終的に商品を買ってしまったという経験をしたことありませんか?
これを恋愛テクニックで使うためには、
1. 簡単なお願いをOKしてもらう
2. 本当のお願いをOKしてもらう
ということになります。
たとえば仕事終わりに、
1. 駅までいっしょに帰ろうよ?→簡単なお願い
そして、いっしょに帰ってる途中で、
2. 今度、いっしょに飲み行かない?→本当のお願い
と誘います。
最初の要望を受け入れてもらえても、次にいきなりハードルの高い要望をしてしまうと失敗してしまいますので、
多少時間がかかることもあるかもしれませんが、じっくりと少しずつ相手への要望のレベルをあげていきましょう。
10. ドアインザフェイス
"ドアインザフェイス" とは、shut the door in the face(門前払いする)という英熟語からきていて、
門前払いされるくらい高い要求を先にだし、当然のごとく断られたときに、すっと小さな要求に変えると、聞いてもらいやすくなるという心理テクニックです。
どんな申し出があったとしても、それを断ってしまうと人は大なり小なり罪悪感を抱きます。
その罪悪感から人は、実現可能な要望であれば受け入れてあげようすることが心理学的に証明されています。
たとえば気になる人から連絡先を聞きたい場合、
A:付き合ってください!
B:いきなり何?無理だけど
A:じゃあ、友達ではどう?
B:うーん、、、
A:じゃあ、連絡先だけでも教えてくれない?
といった会話の流れになります。
いきなり「付き合う」といった大きな要望をすることで、「連絡先を交換する」ことが実現可能な小さな要望に感じられるようになります。
使い過ぎると相手に悪い印象を与えかねませんので、ここぞというときだけの使用にとどめてくださいね。
11. ツァイガルニク効果
"ツァイガルニク効果" とは、達成したものや完結して終わったものよりも、中途半端、未完成、中断しているものの方が記憶に残るという心理のことです。
たとえば、
合コンで盛り上がっているところで、
「もっと話したいんだけど、明日、仕事で早くて。連絡先を交換しませんか」と帰ってしまう。
LINEでのやりとり中、ここから深い話に発展しそうだなというところで、
「ごめん。どうして済まさないといけない用事があるから。続きはまた今度で」とやりとりを切り上げてしまう。
こんなふうに相手に気を持たせたところで中断すると、続きが知りたいという欲求を残すことができます。
12. ウィンザー効果
"ウィンザー効果" とは、直接いわれるよりも第三者から間接的にいわれた方が、信憑性や信頼性が増すという心理的効果です。
たとえば、食べログでも「ウインザー効果」が効いてます。
食べログでは「口コミ=情報」で評価されていますが、
本人がアピールした情報よりも、第三者から聞いた情報の方が信頼しやすい
というのが「ウインザー効果」です。
恋愛テクニックで「ウインザー効果」を使うときは、信頼できる友人に自分の良いウワサを流してもらうようにお願いしましょう。
特に気になる人とあなたの共通の友人ですと、スムーズにあなたの情報が相手に届きやすくなります。
「ウインザー効果」を使うときには注意点があります。
・デート本番で失敗するとやり直しがきかない
友人を経由して情報を手に入れているので、相手はあなたに大きく期待してしまう傾向があります。
ウワサの力はとても強いので、自分磨きにも力を入れましょう。
・悪いウワサの方が早く広まる
これは一般的にそうですよね。
良いイメージを広げても悪いイメージがでるとすぐに、悪いイメージにのまれてしまいますので、普段から人と接するときには親切な態度でいるようにしましょう。
・友人選びは慎重に
誰でもいいやといい加減に選んでしまうと、実はその友人も相手のことを気に入っていて悪口を言われていたとか、
最初は気にしてなかったけど、あなたのことを伝えるために話しているうちに恋心を抱いていたなど。
思いがけない事が起こるかもしれませんので注意しましょう。
13. スティンザー効果
"スティンザー効果" はアメリカの心理学者スティンザーがまとめた心理的効果のことです。
1. あなたの真正面に座る人
→あなたに反対意見やライバル心を持っている
2. あなたの横に並んで座る人
→あなたの味方になってくれる可能性がある
3. あなたの斜めに座る人
→緊張感が緩和されるので意見の衝突が起こりにくく、親しい関係を期待できる。
気になる人の斜め前に座るのが一番いいですが、なかなかそういった状況がないので、まずは真正面はさけて横に座ることを意識した方がよいですね。
デートをするとき基本的に並んで歩くため、対面になることを避けることができますが、
食事するときが問題で、対面に座ると「対立や緊張」という心理的な圧力を相手に与えてしまいます。
何も考えずに対面テーブルのお店を選びがちですが、バーやお寿司屋さんなどの並んで食事がとれる場所を選ぶのがベストですね。
最近ではホテルで利用できる、景色を見ながら横に並んで食事ができるダイニングレストランなどもありますので、そういったレストランを選ぶのもいいでしょう。
14. ベンジャミン・フランクリン効果
"ベンジャミン・フランクリン効果" は、嫌いだなと思われている相手に自分のアクションによって、
・もしかしたらこの人味方かもしれない
・なんだか仲良くなれるかもしれない
と思わせる効果のことです。
嫌いだと思っていた人から「物を貸してもらう」という行為を利用して、相手の心を動かすのが「ベンジャミン・フランクリン効果」です。
ベンジャミン・フランクリンは、アメリカの独立宣言や憲法制定に大きな影響を与えた人物で、百ドル札の肖像画にもなっています。
・あまりよく思っていなかった子が自分を助けてくれた
・あまりよく思っていなかった子を自分が助けてあげた
こういった状況で、気持ちが変化して(好きになって)しまったことありませんか?
15. 嫉妬のストラテジー
"嫉妬のストラテジー" とは、いつも一緒に遊んでるけど付き合ってる訳でもないし、付き合いたいとも思っていない相手なのに、
別の異性の匂いがすると急に嫉妬心がめばえて、付き合いたいと思い始めてしまうことです。
好きな人や彼氏彼女が、別の男性女性と仲良くしたり好意があるような態度をしているところを見ると、
独り占めしたいという独占欲にかられるような心理のことですね。
これを恋愛テクニックとして使える場面は少ないですが、長く友だち関係になっていて、相手に対して中々踏み出せなくなったときに有効かもしれません。
ただ本当に友だちだとしか思っていない場合は、相手は何とも思わない可能があります。
16. ダブルバインド
"ダブルバインド" は、矛盾の一種で「二重拘束(にじゅうこうそく)」ともいいます。
たとえば、
・「黙ってないでなんとか言ったらどうだ!」と言われたので、口を開いたら「言い訳など聞きたくない!」と叱られた。
・「なんで失敗したのか分かってるのか?」と聞かれ、「○○だからです」と説明したら「それが分かっててなんで失敗するんだ!」と叱られた。
・仕事の内容で上司に相談したら「それぐらい自分で考えろ!」と言われたので、自分で考えて行動したら「なんで勝手に○○したんだ!」と叱られた。
このように「何をやっても叱られる」→「服従するしかない」という心理状況のことです。
この「ダブルバインド」をデートに誘うときに使うとするならば、
×いつ空いていますか?
○15日と18日ならどっちが都合がいいですか?
○土曜日と日曜日ならどちらが都合がいいですか?
×どこへ行きますか?
○行くとしたら遊園地と映画どっちに行きたいですか?
と選択肢を与えて誘うと、誘いを断られにくくすることができます。
少し応用すると、
A:みたい映画が10本くらいあるから、一緒にみに行こうよ!
B:そんなに映画みられないでしょー。
A:じゃあ、○○と△△のどっちかみに行こうよ!
B:じゃあ、○○がいいかな。
このように、
最初に大げさな提案をすることで「行く行かない」よりも「10本もみるのか」ということに意識を向けさせ、
そのあとに選択肢を与えて誘うことで、
映画に行くという前提で話をすすめることができます。
17.ピークエンドの法則
人は自分自身の過去の経験を、
・ピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)
・それがどう終わったか
だけで判定するという法則を "ピークエンドの法則" といいます。
たとえば、
あなたがデートに遅刻して軽くケンカをしてしまいました。
しかし、そのあと盛り返して、ディナーはこの日いちばん盛り上がりました。
そして、彼女とは駅の改札で別れ、終電ギリギリで電車に乗れました。
この日のデートが良かったのか、悪かったのかを判断するのに、軽くケンカをしたことは大きな影響を与えないということです。
彼女にとって、この日のデートがどうだったかというのは、
・もっとも盛り上がったディナー
・終電ギリギリの慌ただしい別れ際
という出来事から判断されます。
今回の場合、ディナーがとても盛り上がったので、ケンカをしたとしても「いいデートだったなあ」と思えるわけです。
逆に、もしケンカをしたことがこの日いちばんのピークだったとしたら「嫌なデートだったなあ」と感じる可能性が高まります。
感情のピークをコントロールすることは難しいですが、最後の終り方ならある程度コントロールすることができます。
なので、落としたいと思っている女性とのデートの別れ際は、笑顔で楽しい雰囲気を残して帰りましょう。
18. 認知的不協和
"認知的不協和" とは、心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された社会心理学用語で、
気持ちと行動で矛盾が生じたとき、これを解消するために気持ちや行動を変更するようになる心理効果のことです。
こちらで恋愛テクニックと一緒に解説しています。
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19. メラビアンの法則
心理学者のメラビアンが、感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかという研究しました。
研究の結果、
・話の内容などの言語情報が7%
・口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
・見た目などの視覚情報が55%
の割合であった。
これを "メラビアン効果" といい、割合から「7-38-55のルール」、
「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。
もともと持って生まれたものもあると思いますので、恋愛テクニックとして使うのは難しいかもしれません。
ただし、意識して少し変えることはできると思います。
たとえば、気になる人と話すときは声をワントーンあげる。
普段の声のトーンより少しだけ高くして話すと自然と明るくなり、聴覚情報でよい印象を与えることができます。
また、できるだけ笑顔で明るく楽しそうに話してみると、表情、見た目、仕草などの視覚情報でよい印象を与えることができます。
20. アンダードッグ効果
"アンダードッグ効果" とは、弱さをあえて見せることで人の心をつかむ心理的効果のことです。
アンダードッグは、英語で「負け犬」という意味の言葉です。
次のAとBのうち、どちらを応援したくなりますか?
A:若くて強い、将来有望な闘犬
B:Aの闘犬に自信を持たせるために連れて来られた小さい犬
おそらく、Bの小さい犬を応援したくなるのではないのでしょうか?
人間の都合で勝てそうにない犬と戦わされる様子を想像するだけで、「がんばって!」と声をかけたくなりますよね。
このようにがんばっているのに報われない人に対して「助けたい」「好感を持つようになる」というのが「アンダードッグ効果」なのです。
たとえば、男性は「自分より弱い女性」を守ってあげたいと思うもの。
そのため、女性が男性に対してアンダードッグ効果を使うと、気になる存在として意識させることができます。
一方で、女性は「強い男性」に惹かれるもの。
そのため、男性が女性と同じようにアンダードッグ効果を使っても「女々しい」と思われてしまいます。
そうなると、もう恋人としては意識されません。
男性と女性では使い方が大きく違うので、十分注意が必要です。
まとめ
いっぱいあって何からやればいいかわからないと思います。
まずは使えそうな心理効果をひつとつずつ実際に使ってみて、頭の中にインプットしていろんな場面で活用できるようにしましょう。
恋愛だけでなく、ビジネスでも使えるものもあるので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。